アクトインディ開発者ブログ

子供とお出かけ情報「いこーよ」を運営する、アクトインディ株式会社の開発者ブログです

arm64 のみにしたら TestFlight の配布が早くなる?

iOS アプリエンジニアの namikata です。いこーよアプリでは、リリース前テストとして TestFlight を利用しています。この TestFlight ですが、とにかくアップロードしてから配布可能になるまでが遅い。アップロードが完了して、輸出コンプライアンスの設定を行い、テストが開始できるまで、体感として 40-60 分ぐらいかかっている印象があります。先日、いこーよアプリの対象バージョンを iOS11 以上に変更した為、armv7 と armv7s のサポートが不要になった為、削除し、arm64 と arm64e のみにしたのですが、 そうしたら、なんと TestFlight のテスト開始までの時間が早くなりました(多分!)

対応前(バージョン 3.8.0.0 )

f:id:t-namikata:20190208101635p:plain

対応後(バージョン 3.8.0.1)

f:id:t-namikata:20190208101626p:plain

f:id:t-namikata:20190117065030p:plain

お分かりいただけるでしょうか。 3.8.0.0 は armv7 と armv7s をまだサポートしている状態で 5:34 にアップロード完了しているのにまだ処理中となっています。 3.8.0.1 は 6:24 にアップロードして、 6:45 にはテスト可能になってました。

f:id:t-namikata:20190117065138p:plain

armv64 のみサポートしたバージョンのものは、対象となるデバイスの種類が減った事により、テスト開始までの時間が短縮されたんだと思います。素晴らしいですね。リリースサイクルに関わる部分なので、まだ対応されていない方は是非対応してみてください。

そろそろ fastlane とか使って、アプリの申請まで自動化したいなぁと思う今日この頃です。いこーよアプリチームでは、アプリの成長を加速させる為に、モバイルエンジニアを募集しています!

actindi.net

お気軽にご連絡お待ちしています!