こんにちは。kanenkoです。
先週末に開催されたbuilderscon tokyo 2019に参加してきたのでその感想をお伝えします!
builderscon とは
公式ページによるとこんなお祭りだそうです。
ABOUT buildersconは、 「知らなかった、を聞く」 をテーマとした技術を愛する 全てのギーク達のお祭りです
私は今回初めて参加し他のですが、フロントエンド、バックエンド、インフラ、DBetc様々な領域の登壇者、参加者がいて大変刺激的でした。
セッションの感想
サーバーサイドエンジニアとして働き始めて数ヶ月の私。今最大の関心は「フロントエンドわかりたい」なので、フロントエンドの話を中心に聞いて回りました。
宣言的UI for React, Vue.js, SwiftUI, Jetpack Compose, Flutter
最近自分の担当してるサービスにVue.jsを導入し、それっぽい実装を書けてもVue.jsの概念を正しく理解できてないなという課題感があったことから、「宣言的UI」というキーワードにひかれてききにいきました。
発表の中で「これを分かってなかったな」と一番勉強になったのは「宣言的UI」と「命令的UI」の違いです。前者は「状態」を記述、後者は「何をするか」を記述するものだそうです。命令的UIという単語を初めてきいた私。頑張っていきたい。
発表内容をそのまま引用させていただくと、こちらは宣言的UI。
<h2>こんにちは</2> <button>ボタン</button>
こちらは命令的UI。
<html> <head> <script type="text/javascript"> function onClick() { document.getElementById("print").innerText += "Hello"; } </script> </head> <body> <input type="button" value="button" onclick="onClick();"/> <div id="print"></div> </body> </html>
コードを読むときには時間軸と何が起きたかを理解しないと最終的な状態がわからないというのが宣言的UIとの違い。と発表で言っていました。なるほど!と思ったポイントでした。
フロントエンドのつくりかた - シンプルなコードを達成するためのセオリー
私がこのセッションを聞きたいと思った理由は、公式ページの概要を読んだときに"フロントエンドは何も考えずに実装していくと、分かりづらいコードになってしまいます。"に「ごめんなさい!もうしません!」と思ったり"セオリーに則って記述することで、もっとシンプルになる可能性があります。”に「なんと!知りたい!今すぐ知りたい!」と思ったりしたからです。
コードを書くときにどんな視点で考えて実装していくべきかのマインドセットを自分の中にはっきり持ちたいと思っていたので、本セッションを聞くことができて本当に勉強になりました。
きいていて「なんとなくでやっていたけどよく分かった」と思ったのはコンポーネントの親子間でのデータの扱いです。 質問自体も多かったし、その中でも親子のことがたくさん挙げられていました。 私はまだ書籍をやったり、個人で小さなアプリケーションを書いてみたり、業務でもやったのは単一の親子止まりで、子がたくさんあったり孫がいたりするコンポーネント構造の実装をやったことがないので、いざそういうことをやるぞというときに、この話をもう一度振り返ろうと思っています。
現代フロントエンドに欠かせないwebpackとBabelを理解しよう!
「Webpacker分からない→そもそもwebpackが分からない→何も分からない」という”何からやればこれが分かっていくんだろう”という気持ちがあったり、環境構築するときに「Babelhogehogeでエラーってエラーメッセージで言われているけどhogehogeって何?」ってお手上げになったりしている私のためにありそうなテーマだったので聞きにいきました。
歴史的経緯や、言語としてのJavaScript開発のことなどにも触れてくださった上で、それを踏まえてwebpackの話をしたくださったので、表面的なことをみては「分からない分からない」と言っていた私でしたが地に足をつけて1つ1つ理解してみようと思うことができました。
最後、ちょっとした質問をさせていただいたのですが、そこでいただいた答えが「公式ドキュメントを読もう」だったので、腰を据えて読んでみようと思っています。
最後に
今回、フロントエンドのセッションの感想を書き連ねてみましたが、他の領域のセッションも大変面白かったです! 今は業務にもプライベートな開発にも繋げていけるように自分の中で咀嚼していっている最中です。しっかり飲み込んで「これはあのとき聞いたあれだな」とか思いながら、いいサービス開発をしていきたい所存です。
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