こんにちは!! tahara です。
突然ではありますが、とりあえず読むべきは iPhone Dev Center にある以下のドキュメントでしょうか。
- iPhone ヒューマンイン ターフェイス ガイドライン
- iPhone アプリケーションプログラミングガイド
- iPhone 開発ガイド
- iPhone OS テクノロジーの概要
- Cocoaメモリ管理プログラミングガイド
- Objective-C 2.0 プログラミング言語
まずは iPhone ヒューマンイン ターフェイス ガイドライン を読んでみました。
iPhone が他と違うところ
- 小さい画面サイズ。 480x320
- メモリ少ない。OS が警告をくれたらすぐにメモリ開放すべすし。didReceiveMemoryWarning
- 1画面。ある意味 Stumpwm!
- さらに、同時に1アプリケーション。
- 標準に準拠してヘルプコンテンツを最小限にすべし。
3つのアプリケーションの形態
- iPhone アプリケーション
- Web 専用contents
- ハイブリッドアプリケーション(上の2つの組み合わせ)
3つのアプリケーションスタイル
- 生産性型アプリケーション(例 Mail)
- ユーティリティ型アプリケーション(例 Weather)
- 没入型アプリケーション(例 ゲームアプリ)
デスクトップアプリを移植する場合はよく使われる 20% の機能のみに絞る。
ヒューマンインターフェイスの原則
- 自然なメタファで
- 具体的なものを直接いじる感覚
- テキスト入力を最小限に、選択肢を提示
- ユーザの操作に対するフィードバック、効果的なやりとり
- ユーザが開始でき、それを停止できる動きであること
- インターフェイスの一貫性
製品定義ステートメントを作りましょう。
- 対象ユーザを明確化
- 実装機能の限定
簡潔さと使いやすさ
- 使い方を明白に
- 頻繁に使用される情報を画面上部に集中
- テキスト入力を最小限
- 重要な情報を簡潔に
- タップ可能な要素の領域は指先サイズに
製品ステートメントにふさわしい主たる機能に焦点を当て、 簡潔かつ入力を最小限にする。
ジェスチャを適切にサポートする。
- 単純かつ簡単な方法は必須
- 新しいジェスチャを定義しない
ブランドはささやかで控え目に。 ただしアプリケーションアイコンにはブランドももりこむ。
一般的なタスク
- 開始
- ステータスバーに適切なスタイルを設定する
- 最初の画面に似た起動画面を用意して感覚的起動時間を短縮する
- 余計なスプラッシュ画面は不要
- 基本縦で起動
- 最後に実行したときの状態を復元する
- 停止
- いつでも停止できるように
- 停止時は次の起動のために可能なかぎり詳細の情報を保存しておく
- 設定(Settings)と設定オプション
- 設定は一度設定したら変更しないもの
- 設定オプションは頻繁に変更する可能性があるもの
- 理想はユーザに設定を要求しないこと
- その他いろいろ ... ちょっと省略してしまいました。
ユーザインターフェイスの設計
- ステータスバーはあまりいじらない
- ToolBar は 44x44 で5つ以下が妥当
- Tab Bar はモードの切り替え。 5つまでは横に並んで、それをこえたものは More に。 バッジを表示できる。
- モーダルビューは煩わしいので乱用しない。
- Action Sheet はユーザの選択肢でり複数のボタンを備える。 害のあるものは赤で一番上に。
- モーダルビューは主たる機能が関連する自己簡潔型のタスクで(例 Mail のメッセージ作成)
- アクティビティインジケータ
- ステータスバーのは1〜2秒ネットワークにアクセスする場合
- もっと時間がかかる場合はツールバーに表示
- 進捗がわかるものは Progress View
- Text Field は左端に使用目的、右端に追加機能
- システムが用意しているボタン、アイコンを意図されたとおり使う
- ユーザにやさしい
- 工数削減
アイコン、画像の作り方の説明でおしまい。
このようなドキュメントがしっかり用意されているのは素晴しいですね。