こんにちは、nakamuraです。1月末にAWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトを受験し、なんとか合格できたので、その経緯と勉強方法、感想などを記したいと思います。
まず、経緯ですが、10月から社内のエンジニア数名でインフラに関する勉強会を周1で開催することにしました。そこで漠然と勉強するよりも目標があった方が取り組みやすいだろうということで、業務でも利用することが多いAWSのSAA合格を目標にしました。
業務経験
- ウェブエンジニア歴:10年程度
- インフラ業務経験:nil
- AWS経験:S3を使っていた程度
勉強期間
- 勉強開始:11月から
- 受験日:12月下旬 => 延期して1月下旬
使用した教材
この本で基礎的な知識を詰め込みました。1周目はわからないところが多かったですが、とりあえず、最後まで読み進めました。2周目は他の教材でわからないところを重点的に振り返りながら学習しました。2章 ネットワーク、3章 コンテンツ配信、6章 ストレージサービス、7章 データベースサービスは試験直前でも振り返りました。
VPCとか、ネットワークACLとかサブネットとか、セキュリティグループとか、なんとなく解ったつもりになっていたので、実際に手を動かしてシンプルな構成であればイメージ出来るようにしました。チュートリアル形式で少しずつ進めるので基本的なことを確認しながら勉強するのに役立ちました。
有料になりますが、結果的に、この問題集を問いておいて良かったと思っています。沢山問題があるので、自分の苦手な分野がわかるし、出題傾向なども掴めたと思います。自分は模擬試験を受験しなかったのですが、このWEB問題集で個人的には十分だったと思っています。特に後半の問題は数回繰り返しました。
勉強方法
11月:AWS認定資格試験テキスト 週末に1時間勉強する程度で少しずつ学習開始。なので、ころ頃は本気度がまったく伺えず。。。8章の「セキュリティとアイデンティティ」とか、読み始めると、数分で寝落ち。
12月:受験日を12月中旬で申し込んでいたので、焦り始める。この頃からAWS WEB問題集の学習開始。ほぼ回答できないレベル。仕事終わりで自宅に帰り、机に向かうも全く集中できず。近所のファミレスと喫茶店で勉強するようにして、1日、2時間くらい集中して取り組める時間を強制的に作り出す。それでも十分なレベルに達していると思えなかったので、受験日を1ヶ月延期(戦略的撤退)。
1月:AWS WEB問題集の後半の問題を中心にファミレスと喫茶店で引き続き勉強。VPC周辺はしっかりと学んでおきたかったので、[Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築]と併せて復習。週末は、午前2時間、午後2時間くらいのペースで自分の苦手なところを潰す。
感想
720点が合格ラインなのでほんとギリギリでした(汗)。詳細については↓の通りです。
受験した感想としては、VPC関連とストレージ、データベースに関する問題は比較的多めに出題されていたと思います。特にストレージに関する部分は、業務でも少しだけ使っていたこともあり他と比較して甘めに勉強していたのがよくなかったと反省しています。ライフサイクル管理やストレージに関する各サービスの特徴はしっかり抑えておくべきでした。
最後に、SAAの学習を通して、業務で使用している各AWSサービスの特徴をより深く把握できたことで、AWSへの抵抗感がかなり減りました。まだまだ知識、経験、共に不足しているインフラ分野なので、引き続き学習を続けて行きたいと考えています。あと、自分の勉強スタイルをある程度確立できたのは思わぬ副産物でした。今後も、スキルアップのために同様の努力を続けて行きたいと思います。
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