ohataです。 この記事はactindi Advent Calendar 2018 - Adventarの7日目の記事です。
今週スクラムマスターの講習を受けてきました! (メンバーのサポートに感謝)
ネットや本などでScrumについて調べたり、実践してみたのですが
理解できないところがあったので、これはちゃんとした基本を学ぼうと思ったのがきっかけです。
理解できていなかったところ
- プロダクトバックログの粒度
- どれくらいの大きさで作ってから、タスクレベルに落とすのか?
- ポイントで見積もり
- プランニングポーカーにすごい時間がかかった
- スケジュール知りたい場合は時間にするので、初めから時間でよくない?
- 会議体にかける時間
- スプリントレビューなど、定例会的なものが多くなるので、会議を少なくするのに賛成な自分としては会議が増えそうになるのに抵抗がある
結局理解できたの?
講習に行った結果、頭の中では整理できるようになりました!
あとは実践しながら試行錯誤していきたいと思います。
今回のお題
クリスマス前だし、いこーよも10周年だし、ちょっと楽な感じに [親子で学ぼう!プランニングポーカー] という感じでいきたいと思います!
前提条件
- 子供と一緒にやるので、今回は折り紙をターゲットにします
- 見積もりと折るのは子供 (小2)
- Scrumでは見積もりは実務を行う人がやる
- 折り紙は1回は作ったことのあるものにする
- やった事ない事を見積もるのはハードル高そうなので
- 時間見積もり、ポイント見積もりの両方を試してみる
時間見積もり
見積もり
まずはどれくらいの時間で折り紙を折れそうかを、考えてもらいます
- 対象の折り紙 (おりがみくらぶ)
綺麗に折ることは意識した事があっても、速く折る事はあまり意識した事がなかったようでした。
そのせいか結構強気な数字が出てきました。
結果
見積もった数字を見た時は、どんだけ強気なんだ?と思いました。
ヨユーっぽい感じで言っていましが、結果は予想通り
もう少し、近い値が出るかと思っていましたが、強気が裏目に出て全然バラバラでした。
この時点で企画倒れ感満載で続けるか悩みました(ToT)
ただ、自分が一番簡単だと思っていた、[ひっくりかえる]が時間かかったというところは
子供の[よてい]通り一番時間かかっていたのにびっくりしました。
理由を聞いてみたら、[折りかたをみたときにイミフだった]らしいです。。。
[イミフ][レベチ][神]は小学生定番みたいですね。
Scrumでは見積もりは実務を行う人がやる
ここの効果をみた気がして、続ける可能性を見出せました。
ポイント見積もり
まずは基準ポイントを決めます
- 基準ポイントの決め方
- 基準ポイントは3 or 5くらいに設定する
- 基準タスクより簡単なもの、難しいものがあるタスクを選ぶ
基準ポイントは、子供と相談して[ぱくぱく]を5ポイントと置きました。
結果
[ぱくぱく]が5点くらい折るの大変だとしたら、他のはどれくらい? と聞きました。常に[ぱくぱく]と比べてもらうように1つずつ聞きました。 [はらぺこからす]だけ、自分が[5] 子供が[8]をつけました。 平均が6.5なので[7]としました。
実際折ってみた結果がこちら
出来過ぎなくらい、完璧な結果が出てしまいました。
時間見積もりを先にやってなんとなくコツを掴んでしまったのかもしれませんが、
相対的なものと比べた方がシンプルだなと改めて思いました。
あとポイントで予定を立てた事によって、折る事に集中してるようでした。
時間見積もりの時は時計をチラチラみたりしていたので。
これは大人も同じことが言えるかもしれませんね。
Scrumでは、このポイントを利用してチームのベロシティとするのですが その話は今度書きたいと思います。 ちなみにポーカーを工数に見立ててやっているところもあるようですが、 工数や時間などでポーカーをやるのは時間がかかるだけなのでオススメできません。(正確な見積もりを出せると思っている事が間違っている)
まとめ
せーの!で出すポーカーはゲーム性あって楽しく出来ました。 本で読んである程度理解していたところも、そもそもの考えが違っていた事も たくさんあったので、今回は講習に参加出来て本当によかったと思っています。 現場で本格的に導入してみて、いろいろ試せたらと思います!
子供も結果をみて、[やば!神じゃん] と面白がっていたので、 自由研究のネタにしたら結構面白いかもですね!